
式根島は釣り師・もり突き師憧れの聖地で、黒潮が育んだ豊かな海に多くの魚たちが暮らしています。ゲストハウスひだぶんは、宿オーナーの女将が現役漁師で、漁師宿からスタートした歴史があります。釣り人大歓迎の宿としても有名な宿泊施設がひだぶんです。
予算をおさえたい方は、ドミトリー泊なら1泊3000円~と釣り目的の滞在コストの軽減ができます。
そのほか、部屋にトイレやシャワーがついたリッチなツインルームや、洋室、和室さまざまな部屋タイプを好みで選べ、多様なニーズにこたえます。
また、基本は素泊まりスタイルなので朝まずめや夕まずめ、夜釣りなど時間に束縛されません。
また、ゲストハウスひだぶんには、初心者からベテラン釣り師、モリ突き師まで、さまざまなスタイルの方が集っています。おのずと、多種多様な釣り情報に触れるチャンスが増えます。
※その多様な釣果・成果はこちらからご覧いただけます。
釣りや魚突きをするときに必要な情報をこのページにまとめますので、参考になさってください。
参考:式根島の釣り・魚突きの基本情報(初心者向け)
釣り道具やもりの持ち込みについて
- 持参する
⇒乗船する船の規定に従って、手荷物を持ち込んでください。 - 事前に宅配便でゲストハウスひだぶん宛てに送る
⇒ゆうパックまたはクロネコヤマトが離島料金なしで対応できます
1.荷物を送った旨、事前にご連絡ください
2.船が欠航すると遅れますので、来島日まで余裕をもって荷物を出して下さい。
通常時なら1週間くらい見るとよいでしょう。台風の時などはそれ以上です。 - 宮房釣具店でレンタルする(初心者向け)
⇒当日返却で竿やもりなどが借りられます。詳しくは宮房釣具店へ問い合わせください。
オフシーズンなど島内の店舗は、休業している場合があります。事前に確認を。
釣り小物レンタルについて
釣った魚を持ち帰るために必要な小物はレンタルをご用意しています。数に限りがあり、先着順になりますので、予約時など早めにお申し出ください。
釣り小物セット (1日) | 水汲みバケツ、クーラーボックス、保冷氷、ハサミ、魚ばさみ、プライヤー(針外し)、仕掛け接続に便利なサルカン、自転車紐、手袋または布、バッグ | ¥1,000 |

釣り場への移動について
- 徒歩
⇒式根島港(足付桟橋)なら手軽です - レンタサイクル
⇒野伏港・式根島港(足付桟橋)両方、簡単に行け、一番多い移動手段です。クーラーボックスを荷台にくくる場合、後部は平らの荷物載せタイプを借りるようにしましょう。自転車紐は自分で持参し、100均のすべり止めシートをクーラーボックスの下に敷くと安全です。
自転車紐を2本持ってくる用心深い方もいます。風が強い時は、レンタサイクルは最初から倒して置いたり、いったん安全なところにとめるなど注意しましょう。 - レンタカー
⇒借りる時に必ず「釣り」をすることを伝えましょう。
◆レンタカー取扱会社
式根島モータース フジイレンタカー - 自分の車
⇒下田港から神新汽船「あぜりあ丸」にマイカーを積んで来島する方法があります。ただ、神新汽船「あぜりあ丸」は、東海汽船「さるびあ丸」に比べて、はるかに欠航が多く、車だけ下ろせないパターンもあります。特にオフシーズンは海が荒れがちなので、リスクがあります。
お客様のなかには、あぜりあ丸欠航のため、やむを得ず、式根島に車を置いて、さるびあ丸で帰り、用事を済ませて、車を取りに、また来島する方もいます。
釣り・魚つき道具の置き場について
玄関外や物干し場の付近の空いている場所に、邪魔にならないように置いて頂いて構いません。
不特定多数が出入りしていますので、紛失や破損については自己責任でお願いいたします。
名前を書いておくのもおすすめです。
保冷用の氷について
ゲストハウスひだぶんの共用冷蔵庫の冷凍庫に入っている氷ペットボトルや氷袋を使っていただいて構いません。釣り終了後は、必ずペットボトルの周りをきれいに洗って再冷凍してください。
足りない場合は宮房釣具店にて、各種保冷用氷やペットボトル氷を販売しています。
餌や仕掛けはどこで買えますか
ゲストハウスひだぶんから徒歩2分ほどの宮房釣具店で買えます。島民釣り師御用達の釣具店ですから、品ぞろえがとても充実しています。伊豆諸島のなかでも、式根島が釣りに便利な島であることの大きな理由になっています(自慢)。
餌:オキアミやアミエビ、イカ短冊、きびなご、魚切り身、V9やその類
仕掛け:さびき、胴突、カゴ仕掛けほか
釣り道具:一通り
氷:ブロック、ペットボトルなど
その他:保冷用発泡スチロールなど
定休日は水曜日ですが、不定休で休業する場合もあります。
絶対に釣りがしたい人で、必要な方は事前に宮房釣具店に確認をしましょう。
餌の管理について
なるべく使い切るようにして下さい。どうしても翌日使いたい場合は、ご自分のクーラーボックスで管理し、絶対に、屋内の冷蔵庫に入れないようにしてください。
衛生的に大きな問題があり、他のお客様に迷惑がかかるほか、実際に食中毒などにつながったら大変です。
釣った魚の持ち帰り方
ゲストハウスひだぶんが運営する「ひだぶんMAFAZINE」のこちらの記事を参考にしてください。魚を食材にするには、必ず新鮮な状態ですばやく保冷する必要があります。
特に、良く釣れるムロアジやサバなどは、釣れたものをバケツなどに放置しておくと、重篤なヒスタミン中毒に陥る場合があります。医療脆弱な離島での体調不良は辛いことになりますので、自衛してください。
【お願い】ラップやジップロック、クッキングペーパーなど、保存や熟成に必要になるものは、島内で購入するなど、ご自分でご用意をお願いいたします。
ゲストハウスひだぶんで釣った魚の下処理をする方法
ゲストハウスひだぶんには、外流しがあり、魚の処理に必要な道具が揃っています。また、内臓などの生ごみを処分するゴミ箱もこちらにあります。

詳しくは以下の記事をご一読ください。
魚を捌いたり、料理して食べる方法
こちらの記事を参考に、頑張って自分が釣った魚を食べましょう。フライパンやBBQでの塩焼きやソテーならエラ・内臓・うろこをとればいけます。
よくある質問
ひだぶんに魚をさばいてもらうことはできますか?
申し訳ありませんが、対応しておりません。各所にさばき方のマニュアルを掲示してあります。
また、来島前に一度だけでも練習するだけで、完成度が変わります!
クッキングペーパーやラップを分けてもらえますか?
複数の魚さばきや保存に必要な量は大量なので、持参するか島内の商店でお買い求めください。
釣り場を教えてください。
基本は野伏港や式根島港(足付桟橋)です。詳しくはひだぶんMAGAZINEの「釣り場情報」コーナーを参考にしてください。
どんな魚が釣れますか?
詳しくはひだぶんMAGAZINEの「式根島で釣れる魚図鑑」コーナーを参考にしてください。
最近、どんな魚が釣れていますか?
ひだぶんMAGAZINEの釣果情報「釣れたど!獲ったど!」が参考になるかもしれません。
ムロアジやアカハタなどは一年中釣れています。
初心者ですが大丈夫でしょうか?
みんな最初は初心者です。式根島で初めて釣りをして楽しくなった!子供の時の思い出!という方が、式根島をホームとする立派な釣り師になっています。まずはムロアジからトライ。
ひだぶんMAGAZINE「まずムロアジを釣って食べてみよう」コーナーを参考にしてください。
超大物が釣れてしまいました!!
おめでたいのでお迎えにいきます。
夜釣りにいってもいいですか?
門限はありませんから、ご自由にどうぞ。戻ってきたら23時以降は外の温水シャワー(シャンプーやせっけんついてます)を使ってください。皆様寝ていますので、静かに出入りしていただければと思います。
おすすめの季節はありますか?
釣りは季節ごとに釣り物が変わりますので一年中楽しいです。ただ、7月8月やGWは、一般の観光旅行が多く、満室&船代も高めになります。純粋に釣り目的なら、この期間を外した方が、のびのびできます。また、7月8月は暑いので、釣り自体がキツイ季節でもあります。
人気があるのは、やはり春、秋です。特に2月下旬ころから5月はじめころは、ルアーマンたちがキハダマグロなど大型回遊魚を狙ったり、アカイカ釣りも増え、桟橋が賑わっています。
ひだぶんでレンタカーやレンタサイクルはしていませんか?
申し訳ありません。宿の車や自転車はお貸ししていません。
みなさんが狙ってる魚はなんですか?
大物ねらいでは
ルアー勢:カンパチ、キハダマグロ、ヒラマサ、ツムブリ、スマガツオなど
エサ釣り勢:メジナ、クエ、フエダイ、タマン、石鯛など
その他ですと
ムロアジ、タカベ、アカハタ、オジサン、小サバなど
子どもでも釣り出来ますか?
できます。ライフジャケットを着用し、魚を素手で触らないなど気を付けてあげてください。サビキ釣りでムロアジなどを狙うのがおすすめです。場所は、野伏港や足付桟橋など足元が安全な堤防釣りをお楽しみください。また、強風時、海が荒れているときはやめておきましょう。
クーラーボックスは必要ですか?ストリンガーやスカリはどうですか。
魚を持ち帰りたいならクーラーボックスがあった方がよいと思います。持参するのが大変なら事前にひだぶん宛てに宅配で送るとよいでしょう。ストリンガーやスカリで活かす方法は、サメに横取りされることが多々あります(ストリンガーやスカリごとぶっ壊されます)
ちなみに発泡スチロール箱は宮房釣具店で売っています。またひだぶんでクーラーボックスのレンタルがあります(数量限定)
釣りで汚れた服は洗えますか?
コマセなどが着いている場合は、よく外で下洗いをしてください。その上で、館内の洗濯機をご利用いただけます(300円)。いそいで乾かしたい場合は10分100円で乾燥機を使えます。ものによりますが1時間前後で乾きます。
帰る日も釣りできますか?
できます。部屋は8時までにチェックアウトして空けてください。夜中に出る場合は玄関スペースのどこかに荷物を置き、鍵がある場合は受付に置いて出かけてください。
帰りの船の出発3時間~2時間半くらい前には宿に戻り、荷物を片付けたり、釣り道具を洗ったり、釣った魚の処理をするとよいでしょう。
お帰りの日でも屋外の温水シャワーをお使いいただけるので、汚れていてもさっぱり帰れます。松ケ下雅湯で温まってきてから、温水シャワーを浴びるのもいいですね。
野伏港まで送迎の場合は船の出発時刻の3~40分前にひだぶんを出発します。送迎がない場合は、船に間に合うよう、ゆとりをもって行動してください。
不要になった釣り針や仕掛けは捨てられますか?
外流し前の分類ゴミ箱で捨てられます。
マグロなどの大型魚を捌いてもいいですか?
大丈夫です。というより、ひだぶんでは珍しい光景ではありません。
他に気をつけることはありますか?
・ライフジャケットを着用する
・荒天時は釣りをしない
・閉鎖時は港に立ち入らない
・立ち入り禁止エリアに入らない
・客船や漁船の運航を妨げない(仕掛けを回収する)
・漁船に仕掛けをからませない
・釣りが終わったら、バケツで桟橋をきれいにしてから帰る
・近くの釣り人に挨拶してから釣り座に入る
・仕掛けを他人にからませない
・ゴミが飛ばないように気をつける(島の風は強いです)
・カゴ釣りやルアー釣りは両隣を邪魔しないようにする
・ムロアジやサバなど青魚のヒスタミン中毒に注意する(持ち帰るならすぐ保冷)
・ウツボやイシガキフグなどに噛まれないようにする
・ミノカサゴなどとげのある魚に刺されないようにする
・キタマクラなど皮膚に毒がある魚に気を付ける
・禁漁のものを獲らない(イセエビ・アワビ・サザエ・トコブシ・天草などの海藻類、その他貝類)